零式

知的生産が生み出す物。

  • ガンダム新作

    Netflixでガンダム新作が配信。https://youtu.be/yA9vYkFY71Y?si=DT5ummsZ4ZlKXhnPガンダムというのは、プラモや、ホビーと一緒になって展開されるものなのだが、今回もそうらしい。結局、この国のマーケティングというのは30年、40年経[...]

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  • 選挙の行方

    与党と野党が出した選挙公約が似ている、というのが話題。結局、この国の政治を紐解いて行くと自民党から分裂した勢力が野党を形成しているということだろうか。アメリカのようにわかりやすい二極対立だと良いのかもしれないけど、この国ではそうではない。そもそも野田佳彦が党首になったから、石破茂が選ばれた[...]

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  • パワハラ知事

    パワハラ問題で百条委員会を開かれて失職した前兵庫県知事がyoutube番組に出演。https://www.youtube.com/live/jNGjngpf05U?si=6SmfQ35JWvUgWT5j全部を見たわけではないのだけれど、この国の悪しき部分というか、切り取り文化と[...]

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  • iPhone16Pro

    今回は予約で出遅れてしまって、10月に入ってからの機種変更になった。機種代金が21万というから、もう、これは普通のPC並のお値段。まあ、それくらいの価値はあるのかもしれないが。2年前の機種変更の時は結構、光回線だの、クレジットカード、プロパイダ等の無駄な営業活動をされたような記憶があるのだ[...]

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  • 石破内閣誕生

    自民党で総裁選が行われて、石破茂が総裁になった。そして、首班指名選挙で当選して総理になった。どうやら、すぐに衆議院の解散総選挙が行われるらしいが、テレビを見なくなって久しいせいなのか、主要な論点がわからない。安倍晋三の如きカリスマ性は感じられないので、「応援演説に来て欲しい人がいない」とい[...]

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【評】シン・ゴジラ

全般的な感想を最初に書けば、「大変良いものを観させて頂きました」ということになる。(以下、ネタバレ含)

そのキャッチコピーが語るように、本作は虚構(ゴジラ)と、現実(日本)が戦う物語だ。冒頭の立ち上がり、東京湾で発生した事故に関する会議で紛糾する総理執務室の会議はこの国の縦割り行政(セクト主義)を見事なまでに描き出していると思ったし、市川実日子演じる課長補佐が示唆する生物上陸の可能性を言下に否定する大臣はこの国の同調圧力を見事なまでに描いていると思う。そう、これがあなたの住むクニの現実なのだ、と突きつけられている思い。庵野ってこんなに物語撮るの巧かったっけ。脚本の力か??竹野内豊が、長谷川博己に、「出しゃばんなよ」と釘を刺すシーンもまた然り。
多摩川の防衛ラインで、自衛隊の総力射撃にゴジラが耐え切った時、個人的には(そしてゴジラ映画的には)、「よし、ここでスーパーX」という感じなのだが、あくまでも現実を追求すると、米軍による2次攻撃、というオプションが「現実」となってしまう。まあ、つまりは現実の追求がこれでもか、これでもか、と繰り返されるので、多少辟易とするのだが、その裏で進む「巨災対」(だっけ?)の血液凝固剤作戦(=ヤシオリ作戦)に頑張れ頑張れ、とエールを送ってしまうのである。

劇場プログラムが売り切れだったので、もう1回位見に行ってもいいかな、という思いと、情報量の多さがあって整理しきれていないので、もう1度ゆっくり見たいという思いがあるので、多分もう1回見に行くのだが、本作のヒロインは間違いなく石原さとみではなくて、市川実日子だと思う。石原さとみのあの英語と日本語を巧みに操る演技と訓練された、洗練された女性の演技は見事だとは思ったが、エリートなりかけの課長補佐で、多少出世コースから外れかかっている市川実日子の存在感のほうが圧倒的だった。八重の桜のころからそうなのだが、あのぶっきらぼうな口調で、たんたんと「現実(リアル)」を突きつけてくるような女性にゾクゾクくるのは多分私だけではないと思う。

というわけのわからない追記をしておいて、1回目のレビューは終わり。

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  1. 2014.12.02

    STARWARS episode7

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