正月早々、ふんわり言いたいことを言い当ててくれたエントリーを読んだ。
マイルドヤンキーというワーディングはここ1年位で世相をわかりやすく言い当てる曖昧な定義として一気に拡散していったような感じがあるのだけど、いまいち正確な層を言い当てていないような気がしていた。地方でイオンのショッピングモールが地元の商店街を破壊しつつある、なんていう記事はあちこちで目にするのだけど、結局交通インフラが首都圏程に発達していない世界では、車交通をベースにしたあのような(=イオンのような)ショッピングモールに消費が落ち着くのは当然の帰結なんだけれど、では、そこを使う層を「マイルドヤンキー」とひとくくりにしてしまうのはどうしても抵抗があった。
結局、社会学、文化論あたりの学問、そして都市学、交通論あたりの学問がクロスしていないのが原因なんだろうと思う。こういう曖昧で便利なマジックワードを生み出すのは。
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