Gunosyがプラットフォーム事業に方向転換するとか。
「たとえばグノシーで『こんなところに行ってみたい京都の名所10選』という記事を読んだとする。次にどう行動するかというと、思い出したとき検索アプリを立ち上げて『京都 旅行』と入力する、旅行代理店で京都旅行のプランを探す。それは本当に必要なのか。グノシー内で簡単に旅行プランの比較や相談ができるプラットホームを考えている」(福島CEO)
一言一句、この通りにCEOが云ったのであれば、何か「違和感」を感じる。検索アプリを立ち上げて、旅行プランを探すような人は「リアル」と「web」の「違い」をわかっている人だし、「リアル消費」は「検索の先」にある。検索アプリを立ち上げて検索する、というプロセスは絶対に必要なのだ。彼が云うのは結局「検索」というプロセスをGunosyに「取り込もう」としているに過ぎない。かといって、「違いをわかっている人」はおそらく「Gunosyの限界」も知っている。結局は提携先のデータしか出てこないのであれば、それはリアル消費とイコールにはならない筈だ。結局は旅行代理店なり、駅のカウンターに出向いて相談するほうが余程「現実味」が出てくるのではないか。そこがこの世界を飲み込もうとしているgoogleとGunosyの違い。
元々の話を聞いていないので想像に過ぎないけれど。
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