柔道ナショナルチームの話

全柔連がサイトトップに今回の女子ナショナルチームのパワハラ問題についてお詫びを掲載している。

 この度の柔道女子ナショナルチームにおける暴力ならびにパワーハラスメント問題につきまして、国民の皆様に大変なご心配をおかけしていますことを心よりお詫び申し上げます。

 本連盟では、この問題の発生以来、選手および指導者のプライバシーに配慮しながら慎重に対処してまいりましたが、皆様からご指摘をいただいております本連盟の問題認識の甘さや対応の不手際等がありましたことも事実であり、重ねて深く反省をしている次第です。

 本連盟では、去る2月5日に臨時理事会を開催し、外部有識者をメンバーとする第三者による調査委員会を早急に立ち上げ同委員会によりこの問題への本連盟の対応についての検証をいただくこと、および今後に向けた改革に強い決意で取り組んでいくことを決定いたしました。

 これを機に、嘉納治五郎師範の説く「精力善用・自他共栄」の根本精神に立ちかえり、これからの時代に相応しい、開かれた新しい全柔連にすべく、総力を結集して取り組んでいく所存であります。

 永年にわたり心温まるご支援とご声援をいただいてます皆様のご期待にお応えするには、今後の私共の行動で示していくことしかございません。引き続きご支援を賜りますよう心よりお願い申し上げます。

報道が全て正しいとは思わないが、微妙な持ち上げ方をしてきたマスコミにもその責任の一端はあると思っていて、結局隠蔽ありきで組織そのものを入れ替えてしまうしかないのではないかと思う。結局そこに利権が動いて、何かしら「得をする人間が」いる限りは何も変革はありはしない。

お詫び – 公益財団法人 全日本柔道連盟

武田信玄

大河ドラマ屈指の名作の1つ、武田信玄をようやく見なおした。丁度受験の時だったし、細かい部分は覚えていないかなとは思ったけど、結構覚えているもんです。中井貴一は当時、30代手前くらいだったと思うけど、あの頃から良かったんだなーと。

JSON

最近はJSONを色々扱って、うにうにっとコードを書いているのだけど、なんでもかんでもクライアント、ブラウザ側で「出来て」しまうのは意外と問題なのかもしれない、と思いつつ。結局IEの仕様駄目さ加減のせいなんだ、と自分に言い聞かせる日々。

体育会的な何かとAKB

前POSTを書いた時点では、読んでいなかったのだが、AKBの劇場総支配人という人物が、本件について見解を出している。
あくまでも、自らが進んで、坊主にしたのであって、そこに強制はないという。なんだか気持ち悪い。年頃の女性に恋愛をするな、というのは無理な話であり、守れないルールを作って、露見した者を吊し上げにして責め立てる。罪を「犯した」側は坊主頭にすることで反省の弁を述べ、「かわいそうな物語」を紡ぎ出しているようにしか見えない。旧き良き時代の体育会的な何か価値観と同じだ。至極気持ち悪い。

AKBそのものは別に好きでも嫌いでもないが、柔道の代表選手がパワハラを主張し代表監督を訴え、高校の体育会で体罰が横行しているのが露見したタイミングでこのやり方。

追い詰めたもの

AKBメンバーの丸坊主謝罪と研究生への降格が話題。総選挙でもTOP20に入るくらいのメンバーだったそうだが(興味ない)、なんか、日本的な社会の歪みを感じる。なんだろう、この気持ち悪さは。

re – union

新宿ワシントンホテルにて、debateの集まりに10年ぶりに出て来ました。まあ、なんというか、世代間格差というものを感じ、流行の遷ろいを感じます。theoryは影を潜め、netの勝負のほうが正しいのでしょうけどね。でもまあ、現役指導層として残っている皆さんが、その辺の方向性をお持ちになっていることは確認できたし、genericや、theoryや、netや、全部ひっくるめて、良い意味でも悪い意味でも「勝負」なんだ、と思います。debateは。

そこにしかない、debate worldを創り出すこと。

フローの上にしか残らない戦争でも、原発の爆発でも、人口の増大でも、日本が51番目の州になっても、ジャッジが取ってくれればそれが正義なんです。勝ったのだから。ディベートは勝負なのだから。

結婚ってどういうものですか

なんだか、久しぶりに良いエントリを読んだ。

村上春樹に聞く、「結婚ってどういうものですか?

村上春樹の文体は変わってしまったけれど、根底にある発想というか、思想みたいなものは変わっていないようで、少し安心した。変わっていない、っていうのは過去に読んだインタビュー集とか、研究書とか、その辺と比較して、という部分ですが。

引き受けてもらえるところがあるのっていいですよ。それがなかったら救いがないな。お互いに引き受け合えるのが結婚のよいところ。

お互いに引き受ける、って微妙ですよね。表現というか、言うは易く、行うは難し、みたいな感じで。お互い空気のような、存在するのが当たり前、という関係になることが出来れば良いと思うのだけど、そこに至る過程が微妙で大変。

知識がない前提

理解してしまうと、選択肢に入らないことはわかりきっているのだけど、「知識がない人」をターゲットにした商売というのは残念ながら存在する。楽天カードがいろいろと物議を醸すような施策をうったのはsocial media界隈で話題になったけれども、CMではその辺は触れられていない。social経由で情報の経路が多彩になった今、高くアンテナを張っていないと、リスクを考えることは無理になってきたのか。

原典

原典にあたること、というのをどうにも忘れがちなのだが、覚えておきたい。自民党のマニフェストで自衛隊を国防軍に改編というのがあるのだが、twitterや、facebook、socialmediaで徴兵制の導入もあわせて、という話が流れている。この「徴兵制導入」のソースがどうしても見えてこない。どこにあるのだか…
マイケル・サンデルの書を読んだ時に、そのうち原典を読もう、と思っていて、探していないフレーズが幾つかあることも併せて。

推薦エンジン

集合知という話を読んでから、amazonのリコメンデーションエンジン相当のものを自作したいと思いつつ、手を動かすことが出来ていない。GUNOSYとか、結構楽しいよなー、はてなbookmarkもそうだけど。結局、webの時代は自分のサイトにどれだけのトラフィックをひけるのか、っていうのが勝負だと思われた時代ではあったけれど、スマートフォンと、アプリの台頭でその辺の認識も改める必要があるのだろうか。