零式BLOG

season2雑感。

最後にマックとウィルがしっかりプロポーズして、プロポーズを受けて、でハッピーエンド的な終了となった点は良かったと思うが、どうにも消化不良、というか、ジェリーダンタナの件は結局決着がつかなかった感じがする。
スローンとドン、ジムとマギーの恋愛関係もね。

そういう意味ではseason3へつなげた感じだろうか。

最初に事実を示して、遡りながら物語を語っていくのはソーキンお決まりのフォーマットではあるのだけど、今回は全9話でそれをやって、上手くまとまった感はある。あるけど、どことなく消化不良。なんだろう、この感覚は。

ニュースルームのseason2の先行放送がwowowであった。期待通りの内容で満足。ソーキンの作品が好きで、役者の言い回しよりも、ソーキンの脚本を見たくて、ずーっと見ている。
season1の講演会のシーンはThe WestWingのどのシーンよりもお気に入り。「何故アメリカは世界一の国ではないのか。」マッケンジー・マクヘイルは言う。

But it can be.

そうなれるのに。そうなれることを誰も言わない世の中になった。オリンピックに無限の物語製造装置を求めるのと同じく、ドラマにも僕らは無限の物語製造装置を求める。普段の生活がそうではないから。いい加減、理想を語れない世界はやめればいいと思う。物語を語ったら叩かれる世の中。理想を語ったら笑われる世の中。